【太陽光発電】オーストラリアでoff-gridの学校が登場!

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太陽光発電に積極的な動きを見せるオーストラリアで、またも驚きの発表がありました。

西部パースに近いAtlantis Beach Baptist Collegeでオーストラリア初となるoff-gridの大学が誕生しました! off-gridとは「送電線を利用しない」という意味です。つまり、外から電気を供給してもらうことなく、自家発電で学校を運営しています。屋根上の太陽光パネルによる発電と、蓄電池により電気を賄っています。

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Atlantis Beach Baptist CollegeのFacebookページに動画がありました↓ https://www.facebook.com/UpstreamEnergy/videos/1965006020466672/

 

気になる発電量は最大で年間32,390kwhで、これに対してこの大学が必要としている年間の電力消費量は約25,000kwhです。約7,000kwh分の余剰があります。 ちなみに日本の4人家族の平均電力使用量は約5,500kwhです。一般家庭一軒の年間電力を賄えますね。

 

また太陽光発電により二酸化炭素を排出せずに電力を生み出すことができます。これにより年間約35,000kgの二酸化炭素を削減できます。 ちなみ日本の一般家庭の年間二酸化炭素排出量は約3,500kgです。10軒分の二酸化炭素を削減できますね。

 

オーストラリアの西部、パースの近くを比較的温暖な気候で夏はほとんど雨が降ることがないようです。冬も最低気温が8℃で最高が17℃になるので日本の東京に比べると暖かいです。そのような気候が太陽光発電にもってこいなのでしょう。事実、オーストラリアは太陽光発電に力を入れていて無償で太陽光パネルの設置支援等を州単位で行っています。

近い将来、100%再生可能エネルギーで発電する国が登場するかもしれませんね。これからもオーストラリアの太陽光発電事情を追いかけていきたいと思います。